2005-01-01から1年間の記事一覧

172「ハロプロ2005下半期総集編/10月〜12月」

「なんでもあり」な状況への猛烈な危機感。 秋を過ぎてから怒りに任せた乱暴な文章をボキに書かせた根源はそこである。 コラムの題材にこそしていないが、本当にこのままで大丈夫なのだろうか… と心から不安に思う事が随分と多くなってきている気がするのだ…

171「ハロプロ2005下半期総集編/7月〜9月」

春のような殺伐とした話題もなく、比較的平穏に過ごせた夏ではあったが、 相変わらずいろいろとモノを考えさせてくれたのがフットサルだった。 3ヶ月の間に2度も取り上げ、顰蹙もお構いなしに「否定論」をぶちまけているあたり、 我ながら粘着質だと思った…

170「週ハロX'mas特別篇・聖なる鐘が響く夜」

…もしもし? …あー…うん。起きてたよ。今?…ちょっと…ね。 …明日?うん。雪が心配だけど遅刻は…しない…はず… っていうかぁ、それ心配すんのはそっちの方でしょ。こないだだって遅刻したし… 『電車乗り遅れちゃってさー』とか、そんなのぜんっっぜん言い訳に…

169「『プッチベスト6 DVD』」

プッチベスト6 DVD(amazon.com/購入もできます) 「マワリスト」と「オドリスト」。現在のハロー界隈のコンサートの客席は、 そのどちらか一方、あるいは両方の属性を持つファンがその多くを占めていると言っても過言ではないだろう。 読んで字の如く…

168「ワンダフルハーツ・エルダークラブ」

ワンダフルハーツ&全員集GO!ツアースケジュールエルダークラブ&全員集GO!ツアースケジュール(オフィシャルサイト) 今年の頭の方のコラムでは、冬ハロについて、かなり強い口調でこき下ろしていた。 何もそこまで言わなくとも…と今読んでみるとそんな風…

167「アニバーサリー」

メロン記念日(Wikipedia) 前にも書いたかも知れないが、ボキはメロン記念日の単独ライブに足を運んだ事がない。 そもそも、モーニング以外のコンサートにも積極的に参加しましょうという スタンスをとるようになったのが最近の事で、それまでは「浮気など…

166「後藤真希 プレミアム・ベスト1」

後藤真希 プレミアムベスト1(amazon.com/購入もできます) 例えば一人の人間を、6年もの長きに渡って「定点観測」するというのは、 簡単なように思えて、これは意外と難しいのではないだろうか。 いや、見続ける事自体は案外と容易いかもしれないが、 …

165「ドリームチームが聞いて呆れる」

紅白で“モー娘同窓会”(スポニチアネックス) 彼女たちだって、かつてはモーニング娘。のメンバーだったじゃないか。 変わらずに今もモーニングを見つめ続けていると言うのならば、 彼女たちがグループを彩った時代にも、今と同じだけの情熱を注いでいたはず…

164「『第2成長記』〜Berryz工房2ndアルバム」

第2成長記(amazon.com/購入もできます) コラムを書くに当たって心がけているのは、ハロプロの全指向性にアンテナを張り、 常に情報を得ようとする姿勢。そして、その情報をただ漫然と受け取るだけではなく、 それについてどう思うのか、どう感じるのか…

163「価値論。」

第56回 NHK紅白歌合戦 出場歌手決まる!(NHKオフィシャルサイト) その威光や権威というものが、もはや風前の灯火だと言われて久しい紅白歌合戦だが、 内容の如何を問わず、また実際見る見ないに関わらず、 大半の日本人の心には「大晦日と言えば紅白…

162「忘れてはいけない事。」

矢口真里、連ドラ初挑戦でいきなり主演(ニッカンスポーツ/11/25付) やっかみ。妬み。粘着。八つ当たり。 今日の内容は、ある意味ボキというヲタのダークサイドを垣間見せる、 読み終わっていささかの嫌悪感に包まれるような、そんなコラムになるかも知れ…

161「中澤裕子と京フィル 気ままな音楽会」

中澤裕子が京フィルと共演!(オフィシャルサイト) 中澤裕子が緊張している姿を、なんか久しぶりに見たような気がした。 司会者との受け答えはいつもと変わらない様子だし、ぱっと見た感じはそうでもなさそうなんだけど、 「ああこれは緊張しとるな」という…

160「久住小春、半年。」

久住小春(Wikipedia) 新メンバーとしてメディアにお披露目されたのが5月1日。 母校での合格発表の収録から、ハロモニのオンエアまでに 少しばかりのタイムラグがあった事を考慮したとしても、 5月6日に日本武道館のステージに立ち、1万人の観客を前に…

159「シングルV「直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜」」

シングルV「直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜」(amazon.com/購入もできます) 『LOVEマシーン』のPVが、今で言うシングルVの第一弾として 発売された時は、本当にカルチャーショックを感じたものだった。 だいたいPVというものは、言ってみれば…

158「大好きな人。」

MORNING Q&A(オフィシャルサイト有料ページサンプル) 「大好きな人の為に歌う」「大好きな人の歌を聞く」どちらがうれしい? モーニング娘。のオフィシャルサイトでおなじみのQ&Aで、先日そんな質問が投げかけられていた。 「新しい星を見つけました。…

157「月刊誌「サイゾー」」

サイゾー公式ホームページ ボキも文章を書く人間の端くれとして、 一応はその基本というものを日々心がけているつもりである。 例えば、一つテーマを決めて文章を紡いでいく時、最終的にそのテーマに対して、 書き手である自分がどういうスタンスで臨んでい…

156「石川梨華&道重さゆみ写真集「エンジェルズ」」

石川梨華&道重さゆみ写真集「エンジェルズ」(amazon.com/購入もできます) なんかあんまりみんな何とも思ってないみたいだし、 そういう事言って「なんだスケールのちっちぇえヤツだな」 なんて思われるのも、それはそれでシャクだったりするんだけど、 …

155「続・ネットの暴力。」

白組1位「世界に一つ−」 NHK紅白アンケート(Yahoo!ニュース・エンターテインメント10/6) 前回のコラムに、 ブログ、『★ Carry On my way ★ 〜2nd Stage〜』様(管理人/hiro2hiro2さん)よりトラックバックを戴いた。 前回のコラムを受けての「異論」…

154「ネットの暴力。」

白組1位「世界に一つ−」 NHK紅白アンケート(Yahoo!ニュース・エンターテインメント10/6) 紅白歌合戦の「スキウタ〜紅白みんなでアンケート」の話を聞いて、 ボキが感じた、なんとも言えない「みっともなさ」を、 どう表現すればみんなに解ってもらえる…

153「名曲再探訪。其の二。」

さくら満開(amazon.com/購入もできます) 今更ながら『さくら満開』なのである。 ボキなどが言うまでもなく、一昨年のおとめとさくらの分割発表から、2枚のシングルのリリース。 そしてコンサートツアーに至るまでの一連の流れは、まさに至福の期間だった…

152「たかが1年、されど1年。」

「緊急寄稿・安倍なつみのコト」(週間ハロー!プロジェクト批評/2004.12.01) このコラムを始めてちょうど1年。 時間の感じ方は人それぞれだろうが、ボキにとってのこの1年は、本当にアッという間だった。 それはたぶん、1年前にコレと決めた「生きる道…

151「『直感2-逃した魚は大きいぞ!-』〜モーニング娘。28thシングル

直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜(amazon.com/購入もできます) 先行情報が出た後も、その先行きが少し混沌としていた感じの モーニング娘。28枚目となるニューシングルだったが、 結局『直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜』メインという事で落ち着き、 当…

150「『れいな』〜田中れいな 2ndソロ写真集」

田中れいな写真集「れいな」DVD付(amazon.com/購入もできます) 例えば藤本美貴にしてもそうなのだが、 言いたい事をオブラートに包まないで発したり、女のコにしては少々お行儀の悪い言葉遣いや 振る舞いの部分をして、「ヤンキーっぽい」と評される事が…

149「『好きすぎて バカみたい』〜DEF.DIVAデビューシングル」

好きすぎて バカみたい(amazon.com/購入もできます) 聞けばハロプロ楽曲がチャートの1位を獲得したのは、 2003年5月のモーニング娘。のシングル『AS FOR ONE DAY』以来なんだそうである。 強力な同発のない、言わば「エアポケット」的なリリース日…

148「『スイートルームナンバー1』〜美勇伝1stアルバム」

スイートルームナンバー1(amazon.com/購入もできます) 美勇伝に関しては、これまでここでも何度か取り上げてきて、 その都度いろいろ見聞きしていく中で、 「そろそろユニットのカラーが固まりつつあるのかな」と、 朧げながらそう感じていた部分があっ…

147「10・23 周南の奇跡/2」

道重さゆみ(Wikipedia) 「でも、自分の中ではカワイイと思ってるんで大丈夫です」 (ハロー!モーニング。2003.7.27 OA『ハロモニ。図鑑』より) 嫌味ったらしい野心があるでもなく、かと言って計算高く緻密にボケているという訳でもなく、 彼女の発したそ…

146「10・23 周南の奇跡/1」

道重さゆみ(Wikipedia) これまでこの世に流れていた全ての時間は、その瞬間を迎える為だけに費やされてきた。 2005年10月23日。 衝撃的過ぎた邂逅の日から2年と10ヶ月。 我々のあらぬ不安や、懸念や、過度の期待感などを物ともせず、 たゆまぬ…

145「一寸の虫にも五期の魂〜終章・5期メンバーの「帰還」」

モーニング娘。(Wikipedia) もはや今のモーニング娘。には欠かせない、小川麻琴「おとぼけ」の一幕の後、 彼女はすぐに凛々しく表情を変え、そして暗くなった客席に語りかけるように科白を呟く。 その後ろ。暗転のステージでは、高橋愛、紺野あさ美、そし…

144「一寸の虫にも五期の魂〜高橋愛の「自覚」」

高橋愛(Wikipedia) どの要素をとってみても、笑ってしまうくらいに ポジティブな面というものを全く見出せなかった「矢口の一件」だが、 反面教師の教訓としては、モーニング娘。に一つだけ大きなものを残した。 それは「何事も最終的には自分の力である」…

143「一寸の虫にも五期の魂〜紺野あさ美の「和癒」」

紺野あさ美(Wikipedia) モーニング娘。に渦巻いていた過剰なまでの「殺伐感」が薄らいで久しい。 まあ今でも、新メンバーのオーディションともなると、 夏まゆみが相変わらずの「鬼軍曹っぷり」っを遺憾なく発揮しているし、 どう見ても精一杯頑張っている…