156「石川梨華&道重さゆみ写真集「エンジェルズ」」



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なんかあんまりみんな何とも思ってないみたいだし、
そういう事言って「なんだスケールのちっちぇえヤツだな」
なんて思われるのも、それはそれでシャクだったりするんだけど、
やっぱりどうしても言わずにはいられないので、この場を借りて吐露したい。


ボキはやっぱりソロの写真集が見たかった。


まばゆいばかりの輝きに包まれた二人が醸し出す、あどけなさと色っぽさの絶妙のバランス。
そして、それを存分に活かした、アイドル写真集としての完成度の高さ。
作品に対しての不平不満は、この際一切ないとはっきり言い切れるし、
エコモニ。ハロプロ史上最強のユニットである事を証明する、
この写真集は、最高の物的証拠である事は間違いないのである。
…と、一旦はモヤッとボールをしまいかけたのだ。
しかし、その出来映えの素晴らしさを思えば思うほど、道重さゆみヲタとしての自分は、
どんどん鬱屈とした精神世界へとはまり込んで行ってしまうのである。
なにせ、亀井絵里田中れいなと続いた流れの中だっただけに、
エコモニ。として2人で、という話を聞いた時の凹み様と言えば、それはもう半端ではなかった。
もちろん、相方の石川梨華ちゃんには何の罪もない事だし、
エコモニ。の存在を絶賛こそすれ、否定しようなどというつもりなど毛頭ない。
けれど、けれど…


もし仮に、「石川さんと一緒にエコモニ。として写真集を出したい!」という
道重さゆみのたっての希望があったというのならば、それでも釈然とはしないだろうけど、
彼女自身の望みなのだし、一応は納得もする事だろう。
でも、そのようなコメントの存在は今のところ確認していないし、
改めてソロとしての写真集リリースというニュースも皆無である。
つまりそれは、本人の希望以外の「何らかの力」によって、
彼女のソロ写真集が出されなかったという事を示しており、
これはもう悲しいくらいに遺憾であるといわざるを得ない。


ただ、だからと言って、短絡的に事務所ブレーン陣を責められない気持ちというのも、
実のところ少しはあったりするのだ。


エコモニ。の2人で、素晴らしい出来映えの写真集をリリースするという事は、
その素晴らしさの要因の最低でも50%は、道重さゆみが担っているという事である。
いや。アイドルとしての「伸びしろ」という面で考えた時、
エコモニ。というユニットにおいては、むしろ石川梨華よりも
道重さゆみの方に、より魅力の比重はかかっているはずだし、
このエコモニ。の写真集の高い完成度は、道重さゆみの力無くしてはあり得なかった。
という所にボキの理論は収束する。
確かにソロの写真集がリリースされなかった事は悔しいし無念だが、
エコモニ。という、道重さゆみの「輝ける場所」で、
ユニットのキーパーソンとしての、彼女の大いなる能力を発揮させた結果が
あの写真集なのだとすれば、あるいは、ソロ写真集が見れないボキのやっかみなんて、
全くお門違いの話なのかもしれない、なんて事もチラリと思ったりもするのではあるが。


いやいや。
でもやっぱり、ソロの写真集が見たかったですよ。ボキは…