2006-01-01から1年間の記事一覧

313「Farewell2006 Sep.→Dec.」

結局「ストーカーが一番悪い」というのが大方の結論となった感のある、村上愛の脱退事件。 ボクはその意見について、そうであるとも思うし、それは違うとも思っている。 確かに、ストーカー紛いの行動で、タレントに恐怖感を抱かせる事など言語道断であるし…

312「Farewell2006 May.→Aug.」

こんな言い方は良くないのだろうが、 ゴールデンウィークから夏の終わりまでの数ヶ月間は、代々木の夏ハローとミュージカル『リボンの騎士』、 それぞれの千秋楽公演を迎えるまでの、まるで「助走期間」のようだった。 もちろん、GAMの結成や久住小春のソ…

311「Farewell2006 Jan.→Apr.」

2006年は、果たしてハロプロにとってハッピーな1年だったのだろうか。 ボクにの個人的な答えは、残念ながらNOである。 もちろん、ハッピーな出来事に笑顔した事もあったが、同じ分だけアンハッピーな出来事も相次いだ。 いや。体感的には、むしろアンハッ…

310「サクラサク。ミンナノココロニ、サクラサク。」

元モー娘の紺野あさ美が慶大合格(日刊スポーツ) 雪の季節にサクラが満開! である。 もちろん狂い咲きなどでは断じてない。咲くべくして咲いた努力のサクラ。 今年の冬、例年以上に暖かい日々が続いていたのはきっと、 この高らかな開花宣言を華やかに彩る…

309「7.5 冬冬モーニング娘。ミニ! 」

7.5 冬冬モーニング娘。ミニ! (amazon.com/購入もできます) モーニング娘。という果実を力いっぱいぎゅっと搾り、 そこから溢れ出てきた果汁をさらに裏ごしして、アイドル味の部分だけを抽出した、 言うなれば「アイドルポップス濃縮還元アルバム」とも…

308「『リボンの騎士』とは一体なんだったのか〜エピローグ」

リボンの騎士 ザ・ミュージカル DVD(amazon.com/購入もできます) 今、これで緞帳は下りた。まだお客様は帰ってない。 でも、リボンの騎士はどこに行ったかというと、もうどこにも無い。 形としてのリボンの騎士はもうどこにも無い。もう一回繰り返そ…

307「『リボンの騎士』とは一体なんだったのか〜第3場」

リボンの騎士 ザ・ミュージカル DVD(amazon.com/購入もできます) 高橋愛には舞台女優としての類まれな「才能」と「適性」がある。 今回のミュージカルでボクが得た、ひとつの確信はそこであった。 彼女が小さな頃から宝塚の舞台に憧れ、親しんできた…

306「『リボンの騎士』とは一体なんだったのか〜第2場」

リボンの騎士 ザ・ミュージカル DVD(amazon.com/購入もできます) 『リボンの騎士 ザ・ミュージカル』という作品の「肝」となったキャストは誰であったか。 さまざまな物の見方はあるだろうが、 ボクは敢えて、主人公・サファイアを演じた高橋愛ではな…

305「『リボンの騎士』とは一体なんだったのか〜第1場」

リボンの騎士 ザ・ミュージカル DVD(amazon.com/購入もできます) 作品の本質部分に触れる前に、 まずは8月に書いた、#256「不遜」に関して語っておく必要があると思う。 当該コラムは、リボンの騎士を手がけた宝塚歌劇団の演出家・木村信司氏が、 作…

304「『リボンの騎士』とは一体なんだったのか〜プロローグ」

リボンの騎士 ザ・ミュージカル DVD(amazon.com/購入もできます) 2006年もあと1ヶ月足らず。今年もそろそろ一年を回顧する文章を紡ぐ時期になった。 先日、その準備のためにと、今年書いてきた130本ほどのコラムを見返していたのだが、 読み…

303「世界バレー雑感」

2006 世界バレー(TBS) SPORTSクリック(朝日新聞2006/11/21付記事) 皆さん、世界バレーって毎日ちゃんと見てます? まあこういう事を言うのはアレだけど、ボクはほとんどちゃんと見ていない。 今、これを書いてる時間も中継はやっているけれど、テレビ…

302「ハロモニ。が、モーたいへんなんです」

ハロー!モーニング 今さらこんな事を言うのもなんだが、ハロモニ。という番組は、 (ほぼ)全国のファンが、モーニング娘。の姿を毎週見る事ができる、唯一のテレビメディアである。 他の出演番組は全て関東ローカルか、ネットされていてもほんのごく一部で…

301「わかれうた」

カントリー娘。「あさみ」「みうな」卒業のお知らせ(オフィシャルサイト) まあ、本当のところどういう状況なのかなんて、 末端のファンに過ぎないボクらには一生解らない事だし、 またそういう部分を突き詰めていったところで、それでどうなるものでもない…

300「300回」

Hello!Projectオフィシャルサイト 初心忘るるべからず。 「いつだってそうあらなきゃ」と、頭の中で強く思ってはいても、 日々の生活に夢中になるうち、いつの間にか己の中に確かに存在していたはずの初心は、 ぽつりとどこかに置き去りになってしまっている…

299「『のんの19』〜辻希美2nd写真集」

辻希美写真集 のんの19(amazon.com/購入もできます) なんというか、どうしても「黒ビキニ」だとか「オトナっぽい表情」だとか、 そういうピンポイントな見所に目を奪われてしまうのだけれど、 もちろん、そんなものに単純に喜ぶ事が、この写真集の適正な…

298「CRシーコップ」

「武闘派なっち」の親孝行…パチンコ台「CRシーコップ」をPR(サンケイスポーツ) フラリといろいろ見て回ったが、今回の「CRシーコップ」に対する ファンの反応は、大別するとだいたい3種類くらいに分かれそうである。 まず一つは「大歓迎。松浦の時…

297「ナンバーワン」

モーニング娘。、ピンク・レディー超えて女性グループ日本一!(オリコン) 「アイドル歌謡に数字はいらねぇ」は、ボクの持論の一つである。 チャートの順位や売り上げ枚数といった、音楽にまつわる目に見える数字は、 やり方次第で、実はどのようにでもなっ…

296「劇団ゲキハロ考。」

スケジュール(舞台&ミュージカル)(オフィシャルサイト/中段にゲキハロのインフォメ) ハロプロが少し前から継続的に続けてきた、小劇団とのコラボレーション・ワークス。 そして、つんくが仕掛ける演劇プロジェクト「つんく♂タウンTHEATER」の存在。 こ…

295「『歌ドキッ! 〜ポップクラシックス〜』」

歌ドキッ! 〜ポップクラシックス〜(オフィシャルサイト) 一連のハロプロ仕事の中で、手放しで100点満点をつけられるものは? と問われれば、 ボクは真っ先に『FORK SONGS』シリーズのアルバムを挙げるだろう。 まあ、選曲が個人的にツボに嵌っていると…

294「続・アンハッピーはもうたくさん。」

『℃-ute 村上 愛』について皆様へ大事なお知らせ(オフィシャルサイト) 仕事の最中、なにげにぼんやりとカレンダーを見ていた時に、 「そういえば…」と初めて気づいた当コラム3年目突入。 そんな事にも気がつかないほど、おざなりにこのコラムを書いている…

293「後藤真希 コンサートツアー 2006秋〜G-Emotion〜」

後藤真希 コンサートツアー 2006秋〜G-Emotion〜(ハロプロ覚書) という事で、ごっちんのコンサートに行ってきた。 東京に出向く所用があって、そのついでと言ってしまうとそれまでなのだが、 考えてみると、昨年のキャプテン公演を除けば、 2004年の春…

292「『愛すクリームとMyプリン』〜美勇伝7thシングル」

『愛すクリームとMyプリン』(ピッコロタウン) もうなんか、いろいろややこしい事を考えずに、 その有様を笑って見ている事が、いろいろな意味で「正解」なのかも知れないと、 一枚の写真を見ながら、そんな風にボクは感じているのである。 仮に、何か明…

291「アンハッピーはもうたくさん。」

『℃-ute 村上 愛』について皆様へ大事なお知らせ(オフィシャルサイト) ここ最近、ヲタ界隈を大きく騒がせていたメンバーが、 このタイミングで、しかもこういう形で姿を消す。 学業専念という「万能のおまじない」を、額面通りに受け止めるしか我々には術…

290「全集。」

高橋愛 写真集全集 ai(amazon.com/購入もできます)紺野あさ美 写真集全集 Sweet Days(amazon.com/購入もできます) 別にこんな事を自慢したってしようがないのだが、 ボクはこれでも結構、モーニング娘。の事をよく見ている。 地方に住むボクには、関…

289「『バラライカ』〜月島きらりstar.久住小春2ndシングル」

バラライカ(初回生産限定盤)[Limited Edition](amazon.com/購入もできます)/font> ここ数回のコラムを見渡してもらえれば解るように、 最近のボクは、ハロプロに対して「もう最っ高!」などと、 能天気に手放しで喜べる部分を、どうも今ひとつ感じられず…

288「『歩いてる』〜モーニング娘。31thシングル」

歩いてる(初回生産限定盤)(DVD付)(amazon.com/購入もできます) これまでおおっぴらには言ってこなかったのだが、 実は、ここ数作のモーニング娘。のシングルに関して、 何となくではあるが「作り込み感」に乏しいというような、そんな印象を拭えずにいる…

287「エロと毒薬」

SOME BOYS!TOUCH/メロディーズ/甘すぎた果実 (以上3点amazon.com/購入もできます) ごっちんが「SOME BOYS! TOUCH」なんて囁きながら、 胸元もあらわな衣装に身を包み、なまめかしく身体をくねらせたかと思えば、 あやみきの二人は、生まれたままの姿…

286「壁に耳あり障子にメアリー。」

田中れいな(Wikipedia) また写真を撮られたという話を聞いて、正直もう辟易としていた。 矢口や加護が己の不注意から「自滅」してしまった、あの忌まわしく苦しい日々から、 そう時間も経過していない中、しかも、その波紋を、当事者と近い距離感で体感し…

285「ザ・アホーマンス」

里田まい(Wikipedia) 今、日本のバラエティ番組は悲鳴を上げている。 ちょっと毒があるからこそ極上に面白い番組や企画が、様々な外圧によってことごとく握り潰され、 「家族全員で楽しめる」なんていう、煮ても焼いても食えないような、 ヌルくてどうしよ…

284「桃色のユウウツ」

レインボー7(Wikipedia) モーニング娘。の秋のツアーを見てきた。 MCやセットリストについての詳細なレビューについては、 ボクなんかよりも遥かに上手に、そして情感たっぷりにレポートしてあるブログやサイトが、 たくさんあるので、必要であればそち…