2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

147「10・23 周南の奇跡/2」

道重さゆみ(Wikipedia) 「でも、自分の中ではカワイイと思ってるんで大丈夫です」 (ハロー!モーニング。2003.7.27 OA『ハロモニ。図鑑』より) 嫌味ったらしい野心があるでもなく、かと言って計算高く緻密にボケているという訳でもなく、 彼女の発したそ…

146「10・23 周南の奇跡/1」

道重さゆみ(Wikipedia) これまでこの世に流れていた全ての時間は、その瞬間を迎える為だけに費やされてきた。 2005年10月23日。 衝撃的過ぎた邂逅の日から2年と10ヶ月。 我々のあらぬ不安や、懸念や、過度の期待感などを物ともせず、 たゆまぬ…

145「一寸の虫にも五期の魂〜終章・5期メンバーの「帰還」」

モーニング娘。(Wikipedia) もはや今のモーニング娘。には欠かせない、小川麻琴「おとぼけ」の一幕の後、 彼女はすぐに凛々しく表情を変え、そして暗くなった客席に語りかけるように科白を呟く。 その後ろ。暗転のステージでは、高橋愛、紺野あさ美、そし…

144「一寸の虫にも五期の魂〜高橋愛の「自覚」」

高橋愛(Wikipedia) どの要素をとってみても、笑ってしまうくらいに ポジティブな面というものを全く見出せなかった「矢口の一件」だが、 反面教師の教訓としては、モーニング娘。に一つだけ大きなものを残した。 それは「何事も最終的には自分の力である」…

143「一寸の虫にも五期の魂〜紺野あさ美の「和癒」」

紺野あさ美(Wikipedia) モーニング娘。に渦巻いていた過剰なまでの「殺伐感」が薄らいで久しい。 まあ今でも、新メンバーのオーディションともなると、 夏まゆみが相変わらずの「鬼軍曹っぷり」っを遺憾なく発揮しているし、 どう見ても精一杯頑張っている…

142「一寸の虫にも五期の魂〜新垣里沙の「娘。愛」」

新垣里沙(Wikipedia) メンバーに一番近い場所にいるモーヲタ。 日本で今そう呼べる者はただ一人。新垣里沙を置いて他にはいない。 なんてったって、余りにもモーニング娘。が好き過ぎて、 メンバーそのものになってしまったというのだから、 世のモーヲタ…

141「一寸の虫にも五期の魂〜小川麻琴の「反骨」」

小川麻琴(Wikipedia) ボキは、小川麻琴の姿に保田圭を重ね合わせる事がよくある。 メインに立てる力は十二分にあるのに、サブポジションに甘んじている姿。 イジられる事、グループ内の道化師担当に「生きる道」を見出だした姿。 生き写しとまでは言わない…

140「一寸の虫にも五期の魂〜序章」

一寸の虫にも五分の魂(「ことわざわーるど」) 2001年に行われた「モーニング娘。LOVEオーディション21」は、 その前年から始まった、いわゆる「モー娘。バブル」の集大成的イベントであり、 そして同時にその終焉でもあったとボキは考えている。 19…

139「「サイボーグしばたさん〜秋風に吹かれて〜」」

サイボーグしばたさん〜秋風に吹かれて〜(amazon.com/購入もできます) 古くは、その内容はおろかタイトルすら知ってるヲタも もう皆無になってしまったかも知れない『太陽娘。と海』。 松浦亜弥、藤本美貴、そしてまだ一介のキッズだった菅谷梨沙子と、 …

138「DEF.DIVA」

ハロプロ史上最強ユニット誕生!その名も「DEF.DIVA」(サンケイスポーツ) 前々回『JJ bis』の美勇伝の連載について、 女性アイドルがブレイクを掴み取る為の「肝」であると同時に、 最も支持を取り付けにくい部分でもある、同性・同世代への大きな訴…

137「YO・GO・RE」

ヨゴレ(Wikipedia) ボキはアイドルが恋愛をしたって別にいいと思う。 日頃から愛だの恋だのラブだのヘチマだの唄ってるのが、 恋愛のひとつもしてないなんて、そっちの方がよっぽど不健全だと思うし、 思春期の女の子が、恋愛感情の高まりやキスやセックスの…

136「「美勇伝の美」〜JJ bis 美勇伝連載」

JJ bis(光文社公式) アイドルが売れるための「秘訣」というものはいくつか存在するが、 その中の一つに「同性同年代にモテろ」というのがある。 女性アイドルならばティーン層の女の子の、男性アイドルならば思春期野郎のハートを ガッチリ掴み取る事がブレ…