2006-01-01から1年間の記事一覧

253「『恋☆カナ』〜久住小春1stシングル

恋☆カナ(amazon.com/購入もできます) 別にその能力を見くびっていた訳ではない。 秘めたる潜在能力。そして、メディアに本格的に露出を始めてからの、 驚異的とも言える表現力の成長スピードなど、 あらゆる面が「規格外」だった久住小春については、 た…

252「Hello again」

モーニング娘。(Wikipedia) 「卒業コンサート」終了直後の記者会見で唐突に発表された「新メンバー追加」。 タイミングや、メンバー追加の是非そのものについて、 人々の受け止め方はそれぞれだろうとは思うが、 別れと出会いのコントラストを感じることも…

251「赤点の星/下」

卒業…紺野 涙のラストモー娘。(デイリースポーツ 《5期メンは娘。のお荷物だ。》 そこまでストレートな表現ではないにしろ、 そういう感じで揶揄される風潮というものは確かにあって、 5期メンバーの歴史とは、そういう言われなき悪評との 戦いの歴史でも…

250「赤点の星/中」

紺野あさ美(Wikipedia) 「あれはめちゃめちゃ不運だったねえ…」 などと、今でこそ、ちょっと笑いながら振り返る事もできる。 事実、お蔵入りとなった衝撃映像を目の当たりにした当の本人が、 周りがちょっと気まずい雰囲気になる中、 「このオンエア見たこ…

249「赤点の星/上」

紺野あさ美(Wikipedia) ふっと息を吹き掛ければ、いとも簡単に消えてしまいそうなほど、 それはあまりにも、か弱い瞬きだった。 輝かんとすれば、誰よりも明るく光れるだけの資質は秘めていた。 今現在の、まばゆいばかりの輝きが、その事を如実に物語る。…

248「名曲再探訪。其の四。」

4th いきまっしょい!(amazon.com/購入もできます) イントロが流れた瞬間に、当時の情景がパーっと頭の中に蘇り、 「ああ、もう一度あの時に戻ってみたい…」なんて思わず感じてしまう曲を、 誰しも一曲くらいは持っているのではないだろうか。 ボクにと…

247「Who are you?」

ハロー!プロジェクト・エッグ(Wikipedia) コンサートのラストで、MCの矢口真里が全ての出演者をコールしていく。 その前半部分のこと。全く聞いたことのない名前が、それも結構な時間続いたのである。 しばらくキョトンとしながらステージを見ていて、疑…

246「関西風味。」

Hello! Project 2006 Summer〜ワンダフルハーツランド〜 (娘。楽宴・現場の声BBS) アップテンポな60'sというような趣のBerryz工房の新曲では、 聴かせどころのサビのファルセットが、なぜかコテコテの関西弁。 出演者全員、勇ましいハッピ姿で「エアー…

245「ハロプロの夏。日本の夏。」

夏(Wikipedia) 何となくではあるのだけど、ボクの中では、 「ハロプロ」という単語はなぜか夏のイメージだったりするのである。 もちろんハローには正月コンサートというのがあるし、春秋にはスポフェスだってある。 別に夏の風物詩だという訳でもないのに…

244「シアワセってなんだっけ?

幸福(Wikipedia) 幸せってなんだろう? 最近、ふとそんな事を考えるときがある。 人が普通に生きていれば、幸せを感じる瞬間なんて、そこかしこに転がっているものだ。 自動販売機でちょうどの小銭を入れたはずなのに、なぜか返却口からチャリンと音が聞こ…

243「後藤真希はこんなもんじゃない!」

ガラスのパンプス(amazon.com/購入もできます) 今回は、先日のコラムに頂いたコメントへの返信を。 コメントへのレスという形でも、まあ良かったんだけど、 少し長くなりそうだったのと、特にネタもなかったので、一本分使わせていただきました。 当該コ…

242「CR松浦亜弥」

CR松浦亜弥(FIELDSオフィシャルサイト) 松浦亜弥がパチンコ台になる。 実はこれ、相当すごい事なんである。だけど、解らない人にとっては、 おそらくどこまで行っても解りえない価値世界だろうと思う。 パチンコという下世話すぎるジャンルに、彼女の存在…

241「30の幸福・第2夜」

ディスコグラフィ・モーニング娘。(オフィシャルサイト) 松浦亜弥とともに、非モーニング系ソロメンバーの二本柱として、 これから先のハロプロに絶対的に君臨するはずであった藤本美貴の、 まさに青天の霹靂とも言える電撃的モーニング娘。加入。 そして、…

240「30の幸福・第1夜」

ディスコグラフィ・モーニング娘。(オフィシャルサイト) 複数の候補曲の中から選ばれた、記念すべきメジャーデビュー曲『モーニングコーヒー』。 当時は衝撃だった、最初のメンバー追加を経てリリースされた第2弾『サマーナイトタウン』。 そして3枚目の…

239『Ambitious! 野心的でいいじゃん』〜モーニング娘。30thシングル

Ambitious! 野心的でいいじゃん(amazon.com/購入もできます) モーニング娘。を。ハロプロを。そして芸能界を巣立ち行く二人の未来に幸多かれ… エッジの効いたビートで、聴く者をグイグイとプッシュしてくる 楽曲のパワフルさとは裏腹に、音符のスキマか…

238「GAM」

あやや&ミキティ「GAM」結成(デイリースポーツ) もはや、スペシャルユニットなどと銘打たれても、 さほどの新鮮さも実はなかったりするのである。 ハロプロ内でのメンバーのシャッフルがまだ物珍しかった頃は、 この組み合わせでどんな化学反応が起こ…

237「歌ごころ、永遠に」

前田有紀(オフィシャルサイト) ネイティヴ・イングリッシュの4人組。 裸馬を乗りこなしたり、犬ぞりレースに命を賭けたりしている者。 やたらちっこくて、やたらうるさいグループ。 なぜかは知らねど童謡のおねーさん。 そして、アイドル集団の中にぽつり…

236「『ザ・ストレス』〜安倍なつみ7thシングル」

ザ・ストレス(amazon.com/購入もできます) 偉大なる事務所の先輩が、過去ヒットさせた曲のカヴァー。 しかも、収録されているのは、同じ楽曲のリミックスものばかりだと言うのだから、 受け取る側に「安直なシングルカット」という、 ネガティヴなイメー…

235「ただ、まっすぐに」

武田 三花の 素敵にブランチ!◆ 「じゃあ、先生、これからサユをみたら、サユの事、娘と思って見てていいですよ」 「女の子も欲しかったけど…」という世間話の何気ない一言に、 そう受け答えしたという道重さゆみの事を、 ボクはますます好きにならずにはい…

234「Love is blind」

矢口真里と小栗旬が破局!交際1年半(日刊スポーツ) それがいつになるかは解らないが、 いつの日か必ずこういう展開になるであろうという事は、実は最初から読めていた。 などと書いたら、自分でもイヤになるほど意地の悪い人間に映るだろうか。 けれど、…

233「『ガラスのパンプス』〜後藤真希15thシングル」

ガラスのパンプス(amazon.com/購入もできます) 『ガラスのパンプス』のスタジオライブを見た。 どのような楽曲とビジュアルであるか、 本人のコメントを通してある程度知っていたりもしたので、 初見ではあっても、驚きや衝撃といったものは特段感じなか…

232「Eros」

雑誌別速報【フラッシュ】 『後藤真希、エロかっこいい胸元−こんなゴマキ見たことない!』 まあ別にいいんだけども、ちょっとこうなんというか、安さ漂うというか、 あまりにもな感じのする見出しで、ガッカリする事この上ない訳である。 「エロかわいい」と…

231「時東ぁみ」

つんく♂タウン旗揚げ、時東ぁみ初座長(日刊スポーツ) 時東ぁみは松浦亜弥である。 突然こんな事を言い出して、別に頭がおかしくなってしまった訳ではない。 ボクの中では、姿形もキャラクターも全く違う二人が、 ぴたりと重なり合う姿が、はっきりと見えて…

230「アクトレス」

柳葉敏郎ら会見でナベプロ再現(スポニチアネックス)スケバン刑事、カンヌに殴りこみ!!(映画スケバン刑事オフィシャルサイト) 愛すべきハロプロのメンバーたちが、どんな形であれ飛躍を遂げる。 当然の事ながら、それは我が事のように嬉しいし、 羽ばたく…

229「『少女R』〜田中れいな3rd写真集」

少女R(amazon.com/購入もできます) モーニング娘。「個性の歴史」は、大別すると、おおよそ二つのパターンに分けられる。 一つは、加入時から、我々ファンが抱いているイメージどおりの個性で、 そのままキャラ立ちをしていくタイプ。 もう一つは、最初…

228「カントリー娘。と呼ばれて」

カントリー娘。(Wikipedia) 特に縛りもカラーもなく、フレキシブルにその時々で 活動形態を変化させていけるグループの方が、 コンセプトがはっきりと形作られているグループよりも、 伸びしろが多い分だけ有利だという事は、過去のハロプロの歴史が如実に…

227「情けねぇ」

おたく(Wikipedia) 「いやあ、どこをどう考えてもやっぱりキモいわ」 そう真顔で呟いたのは、ボクの会社の同僚である。 何の事はない。先日オンエアされた、 ヲタ芸を撃つハロヲタを大々的に取り上げた某バラエティ番組。 件の同僚はあれをたまたま見てい…

226「がんばれ!」

℃-ute(オフイシャルサイト) ボクがBerryz工房に「転んでいく」までに、実に長い時間、そして紆余曲折を経てきた事は、 このコラムの賢明なる読者諸氏ならばすでにご承知の事だと思う。 記念すべき当コラムの第1回目は親愛なるモーニング娘。の話題であっ…

225「yell」

スフィアリーグ オフィシャルホームページ 決して、全てを納得して受け入れた訳ではない。 今、これを書いている現在も、ボクはあくまで「フットサル否定論者」であり、 そのスタンスを崩すつもりは、当然ながらこれから先も毛頭ない。 だが、この界隈を生き…

224「安倍なつみ コンサートツアー 2006春〜おとめちっくBANK〜」

安倍なつみコンサートツアー2006春 〜おとめちっくBank〜ツアースケジュール(オフィシャルサイト) 先の連休。とりあえず5月7日のSSAだけは 見る事がすでに決まっていて、日程的にあと一本、 どこかでその他のコンサートが見られる算段だった。 まあい…