235「ただ、まっすぐに」



武田 三花の 素敵にブランチ!◆



「じゃあ、先生、これからサユをみたら、サユの事、娘と思って見てていいですよ」


「女の子も欲しかったけど…」という世間話の何気ない一言に、
そう受け答えしたという道重さゆみの事を、
ボクはますます好きにならずにはいられなかった。


今年4月の『娘。DOKYU!』で、道重さゆみと共演した
料理研究家・武田三花さんが、自らのweb日記上で、
収録の合間の道重さゆみとのエピソードを披露していたという話題。
あるいは、実際に日記をご覧になった方も多かろう。
ぶっちゃけた話をすれば、ボクはこのオンエアを全く見てもいないし(第一やってない)、
武田さんがどのような人となりの方なのかも、正直解らなかったりするのではあるが、
日記の文面は実にあたたかく、そして、どんな時でも人懐っこく周囲に接する、
収録現場での道重さゆみの姿が目に浮かんでくるようで、
実にほほえましい気分にさせてくれる。
そして、冒頭書いた言葉を贈られた武田さんは
「どんなきもちであれ、そういう言葉をいってくれた女の子は初めてで(中略)温かい気持ちになりました」
と、その時の事を述懐している。


もちろんボクは、その言葉の中に、「計算」や「気遣い」というような、
下衆な心持ちなど全くないと強く思っている。
いや、多少の気遣いはあるのかも知れないが、
彼女というキャラが言えば、決して押し付けがましくなったりはしない。
そして、その言葉に思わず「励ましをありがとうね」という気持ちに
させられてしまうのは、彼女の真っ直ぐな性格の賜物であると言えるだろう。


あわよくば、今のまま、大人の女性になっていって欲しいと思う。
そして、いつの日までも、人をほんわかとさせる彼女でいて欲しいと
今は願わずにはいられないのである。