243「後藤真希はこんなもんじゃない!」



ガラスのパンプスamazon.com/購入もできます)



今回は、先日のコラムに頂いたコメントへの返信を。
コメントへのレスという形でも、まあ良かったんだけど、
少し長くなりそうだったのと、特にネタもなかったので、一本分使わせていただきました。


当該コラムの本文とコメントはこちら。


まず一つ誤解のないように言っておきたいのは、
今回の『ガラスのパンプス』のごっちんが「良くない」と言うつもりは決してない、という事です。
エロエロなビジュアルというのも、一つバリエーションとして存在し、
そして、また次のステップで新境地に進んでいく。
言ってみれば、それは後藤真希というタレントの「進化の一過程」だと思うのです。
そんな彼女の向上にケチをつけるなど、ハロプロ大好きのボクにとって
あり得るはずもない、という部分だけは強く主張させていただきたいと思います。


かなえさんのコメントに、男性と女性の感じ方の違いというのがありました。
確かに、男性目線とか女性目線というファクターは重要で、
おっしゃるように、ボクたち男が見る「エロカッコいい」と、女性が感じるそれは、
例えば、同じ衣装一つとってみても、そこに大きなギャップを孕んでいると思います。
ボクが後藤真希の「エロカッコいい化」について、イマイチ快く思えないのも、
男性目線から、彼女のビジュアルをエロいものだと認定しているからこそであって、
個人的に、後藤真希倖田來未になる必要は全くないと思っているボクとしては、
結果それが、女性からの支持を受ける直接要因になるのだとしても、
彼女が「エロカッコいい」と呼ばれる路線に身を転じていく事には、
やはり、多少の引っ掛かりを感じてしまうのです。


コンサートで『涙の星』を唄うごっちんをご覧になった事がお有りかと思います。


彼女のあの姿を知っているからこそ、「エロカッコいい後藤真希」というイメージに
凝り固まっていこうとしている現状が、ボクは歯痒くて仕方ありません。
いや、その側面も後藤真希だという事は解ってはいます。
けれど今は、伸びやかに歌も演技も表現できる後藤真希「本来の姿」を差し置いて、
セクシーとかエロとかいうイメージがどんどん先行しているようにボクは感じるし、
彼女の魅力がちゃんと伝わっていない事を危惧するという行為は、
目線の性差や、感じ方の違いというものを超えた部分で、
彼女という個性を愛するすべての人たちが、共有すべき話題なのではないかと思っています。


だって、ごっちんの魅力って、そんなもんじゃないでしょ?