365「ジュンジュンとリンリンとモーニング娘。」



ジュンジュンWikipedia

リンリン (ハロー!プロジェクト)Wikipedia



SSAのコンサートと言えばもう一つ。
留学生のジュンジュンとリンリンのお披露目についても取り上げておく必要があるだろう。


まあ歌を唄った訳でもなく、ただ登場しての挨拶のみではあったけれど、
その存在感は十分に発揮していたようにボクは感じた。
リンリンの方は、なかなかボク好みの顔でもあったりして、今後少し気にかけていこうとは思っているのだが、
純朴系キャラのジュンジュンの方も、出始めの頃に比べると、かなり芸能人らしい雰囲気になってきたような気がしたし、
あるいは、ボクらが思っている以上の「大化け」を見せてくれるかも知れない。
ボクは結局観には行けなかったのだけれど、過日行われた、ハロプロ新人公演も大盛況だったと聞くし、
次のシングルで、いかなるポテンシャルを見せてくれるのか、掛け値なしに、ちょっと今から楽しみではある。
とは言うものの、実際にジュンジュンとリンリンが入ってのモーニング娘。が、
どのような「色合い」になるのか、実はまったく予想がつかない。


日本人とは明らかに違うテンポやニュアンスの言動。
そして、異国の地で本格的に芸能活動を始めるという部分で、
彼女たち自身には一種独特の気負いもあるだろうし、今までのように、
日本人の少女がすんなりとグループに溶け込んでいくという形とは、全く異なるスタートになるのは間違いない。
もちろん、そこに軋轢が生まれるとは思わないし、最終的にはグループとして、
ある一定の形には収まって行くのだろうけど、それがどんな形になるのかを事前にイメージする事は、かなり困難だ。


そんな新時代到来の中、ボクが注目したいのは、
光井愛佳や留学生組を鼓舞する役目の、6期メンバーのさらなる成長という部分である。


加入して4年近く経過したが、なんというか、未だ「新人気分」のようなものが
抜けきっていないような印象を、6期メンバーにはたまに抱いたりする。
もちろん、キャリアなりの立ち振舞いは出来ているとは思うが、
どこかまだ幼さというか、芸能人としての稚拙さみたいなものが、表面に出る事が多い気もするのは事実だ。
考えてみれば、藤本、高橋、新垣。その次はもう6期という事になる訳で、
いわゆる「年長組」のポジションに、彼女たちも差しかかってきている昨今。
まして、新メンバーが増え、その活動のある意味「後押し」の役割も必要となる現在の状況を、
本人たちは、果たしてどこまで理解できているだろうか。
もちろん、そんなおバカなコたちではないという事は解ってはいるつもりだが、不安な面は否めない。
吉澤の卒業で、少しくらいは、自主的にそんな事も考えてくれていたら、これほど頼もしい事はないのだが。


まあ、兎にも角にも、ジュンジュンとリンリンの本格デビューまではもう少し。
サポートする既存メンバーのパワー面も含め、「なかなかいい感じ」の結果に大いに期待しつつ、
今はその時を、じっと待つのみである。

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