186「有原栞菜の怪。」



東京公演にキッズユニット有原ら参加Yahoo!ニュース/ソース:デイリースポーツ)



東京公演にキッズユニット有原ら参加


ちょっと前、そんな見出しをニュースサイトで見つけた。
キッズユニットというキーワードで、もしやハローのニュースなのでは…
なんて予感が頭を掠めたりもしたのだけど、有原なんて名前は聞いた事がないし、
全然ハローとは無関係のニュースなのだと100%信じきってページを開けてみると、
やっぱり中野の正月ハローの記事で、なゼだか解らないけれどガックリと来てしまったのである。
そもそも℃-uteに新メンバーが加わったと聞いたところで、はいそうですかの世界だし、
そのニュース自体については、ぶっちゃけどうでも良かったりするのだが、
ボキが気になったのは、有原という子がキッズの仲間入りをして、
中野で初舞台を踏んだというニュースが、大手の新聞の記事になってしまうという事の「奇妙奇天烈」である。


何も、キッズやBerryzだけを殊更に卑下しようと言うのではない。
ボキはハロプロが大好きで、最終的には全肯定やむなしのスタンスではあるが、
ごくごく冷静に現状を鑑みた時、現在のハロプロで、ファン以外の層に向けて、
ニュースになり得るような存在は、松浦亜弥後藤真希安倍なつみといった、
ほんの一握りの数であると言わざるを得ないし、それ以外のメンバーに関しては、
本体のモーニング娘。も含め、パンチの効いたニュースを提供できるかと言えば、
正直キツいものがあるだろうと思う。
つまり、本流とも言うべきハロプロのメンバーでさえそんな状況なのに、
キッズに新メンバーが入った事が、大きな記事になるというのだから、
今回の正月ハローにいかに見所が少なく、新聞記者泣かせであったかという事を、
実に明瞭に浮き彫りにしたと言っていいだろうと思う。
というか、名前も知らないキッズ云々が見出しになるような記事なら、
最初から記事としてない方が良かったのではないかと、ボキは大マジでそう思っている。


有原というコには何の恨みもないが、暮れの紅白であんな事になって、
ただでさえ非ファン層に「モーニング娘。終った感」をイメージされやすい昨今、
松浦や後藤といった「ニュースな女」を差し置いての記事など、
デメリットにこそなれ、いい事は全くないと言い切ってしまっていいと思う。
そして、どういう大人の事情が介在するかは知らないが、
例え、ニュース性のあまりないコンサートであったとしても、
キッズを見だしに使うなどして、なんとかネタをひり出し、
記事の体裁にせねばならないという「義務」や「権利」など、
そろそろ考え直してもいいのではないかな、などと思ったりするのである。


ちなみに名前は有原栞菜(ありはらかんな)。歳は12歳だそうだ。
もちろん2/2現在、ボキはその姿を一度たりとも目にはしてはいない。