070「夢ならば〜安倍なつみ4thシングル」


夢ならばamazon.com/注文もできます)



この曲について、メロディがどうだとか、歌い方がどうだとか、
そんな小手先の評論などはナンセンス。
なっちがなっちとして帰って来るための曲。意義はそれだけで十分である。
そして、心地よい彼女の歌声を聴きながらふと思うのは、
この曲に込められた、彼女の贖罪の思いを素直に受け止められる聴き手が、
果たしてどれほどいるのか、という事である。


未だにあの一件をネタに、掲示板などで口汚い言葉を下品に並べ立てている
頭の腐りきった連中はまあ言わずもがなではあるが、
ハロヲタモーヲタ、あるいは単推しでもなんでもいいけども、
とにかく、あの時になっちを温かく包んでやれなかった「エセヲタ」たちにはきっと、
曲の中に息づく彼女の「ただいま。心配かけてごめんね」の気持ちは、
どこまで言っても絶対に伝わらないだろう。
それは、ただただ不幸な事であり、そして、そんな連中はいずれ淘汰されていく。
それが世の常というものだ。


なっちがなっちとして唄う事。
それは「全ての始まり」である。


モーニング娘。が世に出なければ、
なっちがメインとしてモーニング娘。を牽引して来なければ、
全てのハローのメンバーは存在し得なかった。
つまり、なっちという存在がなくなってしまう事それは、
ハロー!プロジェクトがなくなってしまうという事であり、
傷ついてもなお、なっちがいつもの場所に戻ってきてくれた事を、
本来は、どのハロメンのヲタであっても、絶対的に感謝しなければならないのである。


ホゾを噛み、その事を否定したいヲタも多いだろう。
しかし、それは純然たる事実であり、
モーニング娘。本体を罵倒したところで、
最終的には、自らが推しているタレントに跳ね返ってくるだけなのである。
そして、そんな簡単な事すらも理解できないような、
全く思慮の足りない者たちだけがどんどんと増えてしまったヲタ情勢。


まったくもって、嘆かわしい限りである。