066「モーヲタ的決起共斗宣言」


新リーダー吉澤 矢口騒動で謝罪スポニチアネックス)




今こそモーヲタは決起し団結すべきである。
この未曾有のピンチを乗り切り、
モーニング娘。の灯を決して消さぬよう、
苦しい状況の中メンバーたちが今そうしているように、
ヲタたちも一人一人が出しうる精一杯の力を振り絞るべし。
プライドと情熱なきヲタは早々に去るがいい!


…などとボキがこんなヘンピな場所で必死になって声高に鼓舞しなくても、
ちゃんとそんな風にアツくいてくれるヲタばかりであると願いたいし、
少なくとも、これからもモーニング娘。というグループのヲタであり続けるのならば、
これくらいの気概は同じ本体ヲタとして持っていて欲しいものなのだが、
現実はなかなかそうもいかないようである。
相も変わらず聞こえてくるのは
「終わった」だの「気力がない」だの「矢口に裏切られた」だのと
実に情けないへなちょこな泣き言ばかり。
確かに衝撃ではあったし、やりきれない気持ちは今も残る。
しかし、起こってしまった事を悔やんだり嘆いたりするだけの時間があるのなら、
これからの未来をどのように形作っていくかを思い悩むほうが
時間とパワーの費やし方としては、はるかに有意義で高尚である。


グループとしてのモーニング娘。を愛する者たちは、
こういう時期だからこそヲタとしてのスタンスをブレさせてはいけない。
推しメンの事しか考えないようなチンケなヲタとは違い、
自分たちこそがモーヲタの本流なのだという自覚とプライドを持ち、
グループの緊急事態に立ち向かわねばならない。
ものすごく乱暴な言い方をすれば、
辞めてしまった、あるいは辞めて行こうとするメンバーのヲタたちは
今のシチュエーションのモーニング娘。だけが大事なのであって、
推しメンが辞めていった後のグループの事など、どうでもいいとは言わないまでも、
今ほど注視する事などはまずありえないだろう。
今は「可哀想」だとか「同情する」だとか言ってはいても、
じゃあこれからの本体の行く末はどうしてくれよう。と問うた時、
おそらくはきっと見て見ぬフリのはずである。
全員が全員そうだとは言わない。言い過ぎも重々承知だ。
推しメンが卒業してから以降もモーニング娘。を愛してやまない者も少なからずいる事だろう。
しかし、多くの推しメン至上主義者の、それが悲しい現実なのである


ならば、誰に頼ることなく、
モーニング娘。というグループをこよなく愛する者たちだけで、
これからのモーニング娘。を見守り、支え続けて行こうではないか。
そして、卒業してしまった事を後悔させるようなグループであり続けられるよう、
ヲタ一人一人が、もっともっと愛情をモーニング娘。注ごうではないか。


月並みと言われようとも
陳腐と言われようとも


僕たちにはモーニング娘。が絶対的に必要なのだから。