059「新曲に気をつけろ!」


もっと!はみだしアーティストトピックス・モーニング娘。




古くは『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』に
乙女 パスタに感動』に『ロマンティック浮かれモード』に『Yeah!めっちゃホリディ』。
最近だと『THE マンパワー!!!』とか『女子かしまし物語』とか
カッチョイイゼ!JAPAN 』とか。


これらは曲の解禁前にタイトルだけを聴いて思わずズッコケてしまったり、
ため息をついたりしてしまった過去の楽曲たちである。
特にかしましに関しては、幕張での浪漫リリースイベントで初めてタイトルが発表されたのだが、
たまたまその場に居合わせたボキは、タイトルを聴いた瞬間
「女子って…かしましって…」と腰から崩れ落ちた苦い経験を持っている。
では、上に挙げた楽曲群がその後どういう処遇を辿ったか。
結果は言わずもがなであろう。全ては押しも押されぬ「キラーチューン」であり、
コンサートなどで「なくてはならぬ一曲」に数えられるものばかりなのである。
僕たちヲタは、つんく♂の放つそんな巧妙なギミックにもう何年もの間してやられ続けてきた。
その度「もう騙されぬ。もう字面には惑わされぬ」と気合を入れて新曲発表に耳をそばだてるのだが、
決まっていつもタイトルを聴いた段階でため息が止まらない。そんな毎日の繰り返しである。
ただ、何の情報もないままいきなり『恋愛戦隊シツレンジャー』なんてタイトルだけ聴かされても、
それだけで良曲の予感!なんてインスピレーションが働く程鋭い人間でもない訳で、
こればっかりはしょうがないのかな…と半ば諦めムードでボキはハローの楽曲と向き合っている。


そして今回モーニング娘。の新曲情報を聞きつけ、また微妙な心持ちでいる。


タイトルが『大阪 恋の歌』。


ただでさえタイトルがヘンテコなのに、大阪というキーワードが使われているあたりも、
全国的な不評を呼びそうな気配である。
メンバーの話によると、歌の中で関西弁を話すような部分が出てくるとのことで、
今回ばっかりは、今までと同じように「聴いてみたらいい感じだった」では済まされず、
特に大阪に対してアレルギーを持っている人たちの中には、
曲そのものが「あんまし好きではない」という意見を持つ人も出てくるような気もしている。
果たして、新曲はどのような評価を得るのだろうか。


とりあえずボキの見解としては「音源待ち」という事にしておきたい。
だって、またここで変な事書いて
「ああは言ってたけど、やっぱりいい曲でした」なんて後付けルール恥ずかしいですもの。
ええ。