007「エコのワルツ」


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ついにこの時が来てしまった。


『ハロー!の現状と展望と希望を「満遍なく」書き連ねる』
というのが本サイトの趣旨であり主張であるがゆえ、
他ではともかくこの場所においては
なるたけ推しメンマンセの部分は控えていく心積もりだった。
しかし7回目にして早くもその根底が揺るごうとしている。


嗚呼、でも書かずにはいられないのだ。


道重さゆみは最高であると。



いや、本稿は一応「天才!LET'GO あややムカップリング曲」についての批評なので、
正確には、それを歌うエコモニ。エコハムず)という観点から
著述しないとイカンというのは解っている。
解ってはいるのだが、もうそんなこたどーでもいいじゃないかー大泉くぅん。
道重さゆみの魅力の一部をここに語れば
(全部なんて語り出したら地の果てまで行きますぜ)、
今回のテーマの全てが語れてしまうのではないのか。ボキはそう思うのだ。


エコモニ。「キモ(肝)」は、石川梨華ではなく、道重さゆみである。


暴論と言われようが親の欲目と言われようが構わない。
なぜならそれは事実だから。


考えてもみて欲しい。


名実ともにモーニング娘。の中心メンバーであり、
自らが芯を取る美勇伝という場所をも獲得。
言ってみればモーニングの安定感の代名詞である石川が、
環境省お墨付きの注目ユニットを担う…なんて話はもう全然当たり前すぎで、
何の面白味もないではないか。


時には「おいおい大丈夫なのか」と見る者をハラハラさせ、
時には「なんだこのコこんなにかわいかったのか」と
ヲタさえも気がつかなかった魅力を振り撒き、
時には「何を言い出すんだ」と思わずのけぞるような前衛的なボケをかます
まさに変幻自在のキャラクター。
「この人を使ってきましたか…」
とヲタを唸らせた道重さゆみこそが、エコモニ。の本当の意味での主軸なのである。


ほらこんだけ書いただけでもう早くも余白が尽きようとしているのだが、
エコモニ。エコハムず)としての最初のリリース音源となった
今回のシングルを聴けば、
上に書いたような事がおぼろげではあろうが解ってもらえると思う。


もちろん今や安定の一途を辿る石川の貫禄というものには敬意を表したいし、
それがユニットとしての幅に繋がっているのは間違いない。
しかしそれ以上に、安定とは無縁の超絶攻め達磨。「アイドル界の蔦監督」こと
道重さゆみの半端ではないパワーが
スピーカーやヘッドフォンからこぼれ落ちんばかりに溢れている。


そして、その一筋縄ではいかないエコモニ。の魅力を一度知ってしまった者は、
二度とその無限回廊から抜け出せなくなってしまうのだ。


そう。今のこのボキのように。


つづけとかいっときながらなにもかも前回から続いていないのは秘密だ